サイト内検索:選ぶときに考慮するべき9つの点


サイト内検索導入の際に考慮すべき機能やポイントブログやホームページのユーザビリティ対策が重視されてきている昨今、その手段の一つとしてサイト内検索の利用が注目されています。多くの企業がサイト内検索システムを取り扱っており、機能もかかる費用も様々です。

今回は、部分検索や複数キーワードでの検索など主要な機能とは別に、見逃されがちな大切な機能や選ぶポイントをご紹介します。今からサイト内検索システムの導入を考えている方はもちろん、既に導入済の方にも改めて重視してほしい点です。

 

  • 関連情報を探しやすいサジェスト機能
  • 同義語辞書で専門用語もカバー
  • 直観的にわかりやすいサムネイル
  • ウェブサイトに組み込みやすい製品がおすすめ
  • 検索結果のなかったキーワードを活かす機能
  • 広告の表示がないシンプルなデザイン
  • スマホでも使える汎用性デザイン
  • 複数のサイトを同時に検索できる横断検索機能
  • ベースの検索機能に分析機能をカスタマイズできるのが好ましい

関連情報を探しやすいサジェスト機能

サジェスト機能とは、入力しているキーワードを元にリアルタイムで検索候補を表示する機能です。関連情報を掘り下げたり、サイト利用者が知らないキーワードに気づいたりするのに役立ちます。

また、システムによってはサジェストに表示するキーワードを登録しておける機能が付いています。これにより、サイト運営者が誘導したいページを高確率でサジェストに表示し、閲覧を促すことも可能です。

同義語辞書で専門用語もカバー

「HP」「ウェブ」「ホームページ」など、同じ意味を示す同義語の辞書機能があると、完全一致でないキーワードを含むページも漏らわず検索結果に含めることができます。

サイト利用者が何度もキーワードを入れ直す手間なく目的のページを探すことができ、さらに、専門用語がわからない場合でも思いつく似たような言葉を入力することで検索の手助けをします。

同義語辞書がに搭載されたサイト内検索

直観的にわかりやすいサムネイル

サイト利用者にとって、検索結果画面の見やすさは大事です。検索結果の画面が文章だらけで見づらいと、そのまま帰ってしまう可能性が高まります。

おすすめは、検索結果にサムネイル(画面の画像)が表示されていることです。字を読まなくても一目で視覚的に情報を得られる点が好まれます。また、件数の多い検索結果の中から、お目当てのページを探す場合にも役立ちます。サムネイル表示機能で検索結果が見やすい

ウェブサイトに組み込みやすい製品がおすすめ

サイト内検索の導入方法は、システムによって異なります。導入に時間がかかるシステムの場合、サーバーやデータベースなどの技術者が必要なものもあります。

ですが、簡単に導入できるサイト内検索の場合、発行された数行のコードをHTMLにコピーして貼り付けるだけで可能なものもあります。WEB技術者などの高度な知識がなくても、少しHTMLを見たことがある人なら誰でも、導入作業ができるのです。

サイト内検索を導入する時期は、早ければ早いほどその期間分の反応や実績が得られます。思い立ってすぐに活用するためにも、導入の手間がかからないシステムがおすすめです。

検索結果のなかったキーワードを活かす機能

サイト利用者がキーワードを入れて検索しても、表示する該当ページがない場合も多々あります。この場合、サイト利用者は諦めるか他のワードを入れ直すしかないため、満足度の低下に繋がってしまいます。

これを解消するためには、検索結果なかったキーワードは何だったのか、サイト運営側が把握して改善する必要があります。そのために、検索結果のないキーワードや、そのキーワードが検索された回数を把握できる機能があることが望ましいです。

広告の表示がないシンプルなデザイン

数あるサイト内検索のサービスの中には無料で提供されているものもありますが、その多くは広告で収入を得ることにより、無料での提供を可能にしています。検索結果画面に広告が出ていないかを確認してください。

もし競合他社の広告が表示されているようであれば、サイトの見栄えを損ねるばかりでなく、サイト利用者を流出させてしまう原因にもなりかねません。広告料を得る目的から、同業者の広告が自動で表示されることはよくあるため、既に無料のサイト内検索サービスを導入している方は、一度利用者側の目線からサイトを確認することをおすすめします。

スマホでも使える汎用性デザイン

デザイン性の高いサイト内検索は、サイトの華やかさ・賑やかさを増しますが、一方でデザインに統一性がなくなる、汎用的に使いまわしにくい、という留意点があります。最近はパソコンだけでなく、スマホなど他端末からの利用も増えているので、様々な端末での見え方を考慮してデザインを選ぶことが大事です。

導入するサイト内検索を選ぶ際には、スマホからサイトを見た場合にデザインが崩れずに表示できるかを確認する必要があります。また、汎用性の高いシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。

複数のサイトを同時に検索できる横断検索機能

グループ会社など複数のサイトを管理している場合は、クローラによる横断検索が便利です。異なるドメイン間での同時検索が可能なため、それぞれのサイトで検索を行う手間が省けます。

また、関連性のある検索対象を増やすことができるので、検索結果が見つからない状態が減るのも利点です。各ドメイン間でのページの結び付けができるため、ユーザの導線としても活用できます。

関連記事:サイト内検索:複数サイトの検索を一度に行える方法とは?

ベースの検索機能に分析機能をカスタマイズできるのが好ましい

サイト内検索システムは、大きく分けると「検索」と「分析」の2つの機能にわかれます。「検索」機能は見やすさや・分かりやすさ、使い勝手がよいものを選び、それに加えて、必要となる「分析」機能については、シンプルな内容からカスタマイズで追加していくのがおすすめです。最初から高機能で高額なシステムを導入するよりも、順を追って必要な分析機能を導入していくほうが、コストパフォーマンスの面で優れていると考えられます。

 

弊社のご提供するシステムでは、同義語やサムネイルなど、上記でご説明した機能を備えたサイト内検索をご提供しており、レポーティングなどの分析機能をお客様の必要な分だけ追加することが可能です。そのため、検索と分析の機能を合わせ持った無駄のないシステムで、高い対費用効果が期待できます。
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